石黒正数のマンガを読む。

　ずっと積読になっていた石黒正数のコミックスを『それでも町は廻っている』４巻が出た機会にすべて読んだ。
　積読にしていたのが申し訳ないほどおもしろかった。
　日常生活の中に非日常が進入してくるのだけど危ういところでもとの生活に着地してくるところが絶妙にうまい。それでも『それ町』２巻の第１８話「穴」のようにいってしまったきり戻ってこないニューウェーブなものもあるので油断がならない。
　短編集でデビュー作の「ヒーロー」を読んだら最初からこうだったとわかってよりすごさを感じた。

それでも町は廻っている 1 (ヤングキングコミックス)

それでも町は廻っている 2 (ヤングキングコミックス)

それでも町は廻っている 3 (ヤングキングコミックス)

それでも町は廻っている 4 (ヤングキングコミックス)

Present for me 石黒正数短編集 (ヤングキングコミックス)

探偵綺譚?石黒正数短編集? (リュウコミックス)