椎名誠のエッセイ集を読了。

長さ一キロのアナコンダ

　椎名誠のエッセイ集を読了した。椎名さんのエッセイはおもしろいに決まっているが、これは「ＳＦマガジン」の連載をまとめたものなので「より」オレによっていて読みよいものになっている。
　ただ前半分はＳＦ的志向エッセイだが後半はいつもの旅エッセイになっている。それはそれでおもしろい。特にロシアのイルクーツクの寒い世界についての文章は行ったひとならではの視点から書いてあって興味深かった。